Vinson Hall in McLean 出演の記


2006 Vinson Hall

 2005年、McLeanにある、高齢者の方々がお住まいのVinson Hall に我が合唱団Japanese Choral Society of Washington が初めて招かれました。好評だったのでしょうか、今年も又出演依頼が舞い込みました。
 7月12日、水曜日、午後7時半開演です。 ところが、この日は、稲光と雷を伴う大変な大雨で、帰宅ラッシュも重なり、車の渋滞が激しく、メリーランドのロックビルやベセスダからのメンバーは2時間もかかってしまう有様。しかし、われ等コーラスメンバーはこんなことには負けはいたしませんよ!!
 この日のために、全員、浴衣を着て、帯をキリリと締め、日本代表(?)浴衣美人の面々。その様、粋な姉様、はたまた、高級料亭の大女将風あり、若女将、チョロチョロ仲居さんあり、もちろん上品な若奥様あり。やはり日本女性は着物がよく似合います。

 7時ごろから開演が待ち遠しいのか、小奇麗に身なりを整えた上品なシニアの方々がひとり、ふたりと会場にお出ましになり、座席につかれます。
  Japanese choral society of Washington とメリ−ランドの合唱団Cardinalsからの応援参加も含め、総勢18人。指揮は、オペラ歌手嶋田貴美子先生、ピアノ伴奏は、高橋嘉津子先生。係りの方の紹介があり、「この公演を見逃したら、後悔するよ」といわれたとか...。

 

 さて、手始めは日本人なら、誰もが口ずさめる日本のメドレー3曲。「花」、「荒城の月」、「浜辺の歌」。そして、美しい合唱曲の醍醐味が味わえる「山のいぶき」 続いて、「America The Beautiful」を。アメリカ!アメリカ!アメリカ!と歌った後、間髪を入れず「WOW!!」の声。次はアンコール。ピアノとヴァイオリンの前奏曲のあとからゆるやかに歌い始めたアメリカのフォークソング「Cross The Wide Missouri」、聴衆の皆様もご一緒にと声をかけて...。 この曲に涙腺を緩めた方々はいらっしゃったでしょうか? これら6曲で合唱の部は終了。 次は指揮者のお嬢様、8年生になられる木谷和音ちゃん。浴衣姿も愛らしく、ピアノ独奏で大奮闘。曲目は「Sonata in F Minor by Scarlatti」 腕前が、毎年進歩しているのがよく分かります。 二人目のソリストは、合唱団のピアノ伴奏をして頂いている高橋嘉津子先生のお嬢様、高橋法子さんによるヴァイオリン演奏。この度ヴァージニア大学の看護科を卒業なさった由。「Praeludium and Allegro by Fritz Kreisler」と「Syncopation by Fritz Kreisler」の二曲。アマチュアとはとても思えない程の腕前に、聴衆一同、聞きほれました。
 最後の『取り』は指揮者のご主人様、NIHの免疫学専門の医学博士、木谷敦先生のピアノ演奏。「Scherzo #3 in C Sharp Minor,Opus 39 by Chopin」と「Impromptu Fantasiein C Sharp Minor by Chopin」の二曲です。こちらも力強い演奏に、至福のひと時を過ごさせて頂きました。 これで、われ等の演目はすべて終了。聴衆の皆様からは割れんばかりの拍手を頂いて、私達も大感激。このような企画に参加できたことに、感謝、感謝です。
 

 後日伺った話ですが、ここにお住まいの唯一の日本人女性,Sachikoさんに、ダイニングルームでたくさんの方々が話しかけられ、「素晴らしかった」と賛美しきり。ただし「たった一つ残念だった」とおっしゃるのは、我が合唱団の指揮者、嶋田貴美子先生の独唱が聞けなかったことだそうです。 いずれにしても、大好評で、皆様大満足の様子。来年も又お呼びが掛かりますように...。     完  

July15, 2006  C. Franck

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